保育と教育の特色ページ

保育と教育の特色

当園の目標

くつろいだ雰囲気の中で、
自主的な活動を体験しながら、
豊かな人間性を持った子どもに育つ。

健康な体と強い心の子ども
生命を大切にする子ども
自分のことは自分でする子ども
みんなで考え 判断し なかよく
はげまし合って協力し

行動する子ども
創造する力をもち

のびのびと表現する子ども

保育の特色

コミュニケーションを

大切にした保育

キンダーホームは、東北地方で初めて乳児保育を実施した園です。
言葉を話せない赤ちゃんを、はじめて他人に預けるのはとても不安なもの。
キンダーホームでは、普段の会話や連絡帳の密なやり取りを大事にして、こども園でのお子さんの様子を、できるだけ詳しくお伝えしています。

送り迎え

送り迎えは教室まで

子どもたちの日常を感じていただけるように、送り迎えの際は教室までお越しいただいています。その日のお子さまの様子なども丁寧にお話ししています。

壁新聞

ドキュメンテーションの実施

園に乳児保育の様子がわかる壁新聞を張り出しています。保育園での子どもたちの様子と、保護者の方のイメージにギャップが生じないよう、ビジュアルでお伝えしています。

園内散歩

年2回の公開保育

公開保育を年2回行っています。お子さまのふだんの様子や成長を感じていただくと同時に、当園の取り組みや保育・教育への考えや想いをお伝えしています。

連絡帳

まだ言葉をうまく話せない時期は、当園スタッフがその日の様子を連絡帳に記入してお渡ししております。お子さまへのお悩みや当園のご要望もご記入いただくなど、連絡帳を通じたコミュニケーションも密に行っております。

連絡帳作成の様子
連絡帳を渡す様子
自然の中で育つ
お散歩

子どもにとって、水・土・泥・木々・草花・生物は、必要不可欠なもの。
こども園の周りは、岩手公園、北上川・中津川の川原、畑など、豊かな自然の恵みでいっぱいです。
よちよち歩きの赤ちゃんのころから、お散歩して、お外の空気に触れるようにしています。園庭や岩手公園で、元気いっぱいに遊ぶのが大好きなお子さんがたくさんです。

はだし保育
はだし保育

春から秋までの季節には、園児は保育園内をはだしで過ごします。
1歳ぐらいから、歩くようになると、「土踏まず」が徐々に発達します。
この土踏まずのできる発達過程をはだしで過ごすと、足の裏がじかに刺激を感じます。
それが大脳への刺激となって、体や心の発達も促すと言われているので、はだし保育を取り入れています。

自分のことは自分でする習慣
自分のことは自分でする習慣

小さいころから、自分一人でお着替えやお片付けを進んでできるようにしています。
自分のことを自分でするためには、あいさつも大事。
朝の「おはようございます」、食事のときの「いただきます」「ごちそうさま」、お迎えのときの「さようなら」を大事にして保育をしています。

給食のこだわり
給食のこだわり

子どもたちの健康はもちろん、食べることに興味を持ち、楽しんでいただけるような献立を考え、手作りにこだわって調理しています。国産の食材、天然だしなどの素材を活かした調理、さまざまな行事食など、安心・安全でおいしい給食を通じて、食べることを楽しみ、元気よく成長してほしいと考えています。

教育の特色

イメージ通りに体を動かす
とび箱

運動遊びの中で、ルールがあることを知り、身体を動かす楽しさを学びながら、「どうすればイメージ通りに体が動くか?」を考えて取り組んでいます。

料理を体験する
わくわくチャレンジ

カレー作りにチャレンジしたり、給食で食べる食材に触れたり、お野菜を栽培したりして、食べ物に興味を持つ気持ちを育み、食育に取り組んでいます。

地域の方々に触れる
避難訓練

商店街へのお買い物や、通所リハビリ施設への訪問で、地域の大人の方々と交流する機会を設けて、社会性を育んでいます。

文字や英語に親しむ
文字や英語に親しむ

普段の教育でひらがなや数字に興味を持つ気持ちを育んでいます。英語教室で外国の先生と交流する機会を設け、異文化に興味を持つ気持ちを育んでいます。

さつまいもの栽培
さつまいもの栽培

盛岡大学短期大学部さんにご協力いただき、さつまいもの栽培に取り組んでいます。苗をどこで手に入れるかを皆で考えて、短大の畑に苗を植えに行きます。
夏には畑の雑草取りをして、生長を観察します。秋になると、土の中からたくさんさつまいもが出てきて、子どもたちは大喜びで収穫を楽しみます。
短大の先生や学生さんとたくさんお話ししながら、コミュニケーションの力を培っています。

保護者・卒園生の声

卒園生

佐藤 拓海さん

キンダーホームは
第二の母のような存在でした

卒園生 佐藤拓海さん

キンダーホーム保育園の存在は第二の母と言っても過言ではないと思います。キンダーホーム保育園は乳児の入所も対応しており、私は乳児の時に入所しました。成長した今では、乳児時のキンダーホームでの出来事はほとんど覚えておりません。久しぶりに保育園の先生に会いに行くに当たって、家で若木(キンダーホームの連絡帳)を見つけました。それには私に対する、親と先生方とのコミュニケーションが密接に細かく日記のように書かれており、それは母が二人いるようでした。今思えば先生方は本当に、一人一人に愛情を与え、それと同時にたくさんの思い出をもたらしてくれたと感じています。この思い出、先生方の優しさは今でも忘れることはできません。卒園から12年経った今なお、先生方と関係を保っており、今でも卒園生がキンダーホームに足を運び、先生方と思い出を語り合っています。これが全てを示していると思います。思い出を共有できる、自分の知らなかった一面を教えてくれる。
そんな関係を築いてくれた、キンダーホーム、先生方を私たちは大好きです。

園より

佐藤拓海さんは高校の卒業に当たって、キンダーホームの同級生をたくさんお誘いした上で、遊びに来てくださいました。当時の思い出を職員とたくさんお話をされていました。機会がありましたら、また遊びに来てくださることを、職員一同楽しみにしています。

保護者

菊池 歩奈様

親もまた育つということ

保護者 菊池歩奈様

保育園という存在に関わることは、勿論私自身が初めて親になってからでした。キンダーホーム保育園との出会いは、その点において私たち親子にとって幸運な出来事だったと感じています。親身に指導くださる先生方、園で毎日調理される子どもたちのための温かい給食、広い園庭や大きなプール…。決して当たり前では無い、恵まれた環境の下、長女と次女はそれぞれが約6年間ずつ、安全に、そして楽しく過ごすことができました。
私が一番子育てに悩んだ時期は、思い起こせば長女がすずらん組(1・2歳児クラス)だった頃でしょうか。なかなか卒乳できず、また、仕事との両立にも不安を抱えていた頃だったと思います。忙しい毎日の中で、不安や悩みを自分から口に出す事すら難しかった時期でした。そんな時、看護師の先生方、担任の先生方、誰とも言わず、皆さんが長女だけではなく私の様子や変化にさり気ない声がけをして下さいました。頑張りすぎないように、抱えすぎないように、私たちもそばに居ます、と心のこもった言葉に、どれだけ救われたか分かりません。親は子どもを授かっただけでは親にはなれず、育て慈しむこと、そしてそれは決して1人ではなく周囲の方々の支えであること…。親にしていただくものなのだと感じました。子育てを通し、キンダーホームで受けた優しさと思いやりは、私たち親子の心の宝物です。
長女は今年で小学校6年生、次女は間も無く卒園となります。親である私も、たくさんの感謝と思い出を抱き、卒園を迎えます。本当に、ありがとうございました。これからも、キンダーホームの益々のご発展を祈念しております。私たち親子を育ててくださり、本当にありがとうございました。

園より

菊池様は12年間、キンダーホームに通っていただきました。今年はお姉さんの小学校卒業とともに、妹さんが卒園・小学校に進学しました。とても思いのこもった寄稿文をいただき、誠にありがとうございました。